どうも、ティーです。

今回は、ランク7は到達できてここからさらに上を目指したい人に向けてこれだけは知っておいて欲しいことをお伝えしたいと思います。

結論から言うと、シミュレーターとSCPと個体値ランクの話です。

普段からシミュレーターをバリバリ使っていて、対戦用の個体値厳選をされている方はこの先を見る必要はないと思います。

初心者の方もまずは対戦ポケモンランクという記事を作成してあるので、そちらを見て強いポケモンを用意して戦ってみることをおすすめします。

【ポケモンGO】対戦ポケモンランク(Season9版)

初心者の方はあまりおすすめしませんが、「対戦動画を見るのが好きだけど何を言ってるのかよくわからない」ということがある方は目を通してみてもいいかもしれません。

シミュレーターを使おう

みんポケ(ポケモンGO攻略)
https://9db.jp/pokemongo/

攻略メディア立ち上げて2本目の記事なのに早速第三者の攻略メディア紹介するとか何考えてんだと自分でも思いますが、個人と企業では「ツールの開発」等でどうしても勝てない要素があります。

いろんなポケモンGO攻略メディアがありますが、トレーナーバトルのシミュレーターを開発していて、対戦内容を「ほぼ完全」に近い形で再現できるのは私の知る限りみんポケのPvPシミュレーターだけです。

PvPシミュレータ
https://9db.jp/pokemongo/data/5366

おそらく対戦で実績を残されているほとんどの人がみんポケのシミュレーターを利用していると思います。

「初手こちらチルタリスで相手エアームドならシールド張り合ってチルタリスが勝つ」

といった対面の有利不利や、

「チルタリスのHPがこれくらいならデオキシスのいわなだれ1発は耐える」

といったダメージ感覚を強い人は実際に戦う前からある程度把握しています。

もちろん強い人でもすべてを把握しているわけではありませんが、シミュレーターがあるため実際に対戦で確かめなくても、予習ができるというわけです。

それだけではなく、「さっきの試合は負けたけどこういう立ち回りをすれば勝てたかな?」という復習もシミュレーターでできます。

「知識をインプットし、実戦でアウトプットする」

これが上達する上で重要だと思いますが、その「インプット」の1つがシミュレーターです。

シミュレーターの存在を知り、触ってみて、気になる対面があれば使って調べてみることができるだけでも大きく成長できると思います。

個体値ランクとは

対戦動画や配信でよく「スーパー◯位のチルタリス」とか聞いたりしませんか?

その順位は何?

これはSCPの高さを順位付けしたものになります。

いやSCPって何?

このSCPはみんポケが名付けたもので詳しくはこちらを見ていただければと思います。

CPとSCPの基本
https://9db.jp/pokemongo/data/5492

みんポケさんの記事を引用しながら解説すると、まずゲーム内で強さを表すCPというものは

こうげき力 × こうげき力 × ぼうぎょ力 × HP

上記の計算式に加え、このままだと数字が大きくなりすぎるのでスケーリング(1/2乗したり10で割ったりして2~4桁の数字に調整すること)した数値になります。

CPの計算式をもとに

こうげき力 × ぼうぎょ力 × HP

上記計算式からCPと同規模になるスケーリングを行ったものがSCPになります。

なぜSCPを求める必要があるのか。

このSCPが実際の「能力値の高さ」を示す数値になるからです。

ポケモンGOではこうげきとぼうぎょとHPの3つのステータスが存在しています。

これらのステータスがすべて同じのポケモンAとBがいたとします。

AとBが戦うと与えるダメージも受けるダメージも同じなので相打ちになります。

Aのこうげきが2倍になったら、与えるダメージが2倍になり、AはBを2体倒すことができるようになります。

Aのぼうぎょが2倍になったら、受けるダメージが1/2倍になり、AはBを2体倒すことができるようになります。

AのHPが2倍になったら、Bからの攻撃を2倍受けられるようになるので、AはBを2体倒すことができるようになります。

Aのステータスがすべて2倍になったら、AはBを2×2×2で8体倒すことができるようになります。

つまり、こうげき力 × ぼうぎょ力 × HPで求めたSCPが「本来のポケモンの強さ」といえます。

CPはそこからこうげき力をかけているので、こうげき力が高いポケモンのほうがCPが高くなります。

そして対戦には「CP制限」があります。

なので、レイドバトルで活躍するこうげき力の高いポケモンはCPがすぐに制限に達してしまい、その分ぼうぎょ力とHPが非常に少なくなりSCPが低くなります。

一方、こうげき力が低いポケモンはその分強化ができるので、ぼうぎょ力とHPが多くなりSCPが高くなります。

個体値によるSCPの差

チルタリスをスーパーリーグで使用したいとします。

個体値がこうげき14、ぼうぎょ0、HP0のチルタリスをAとします。
個体値がこうげき0、ぼうぎょ14、HP15のチルタリスをBとします。

この時、AのチルタリスはCP1477まで強化でき、実際の能力値は
こうげき力109.6、ぼうぎょ力142.1、HP127となり、SCPは1575になります。
(こうげき力とぼうぎょ力は小数点第2位以下を四捨五入しています。以下同様)

一方、BのチルタリスはCP1497まで強化でき、実際の能力値は
こうげき力101.4、ぼうぎょ力154.7、HP141になり、SCPは1697になります。

どちらが強いか明らかだと思います。

Bがこうげき力はAに少し劣るものの、ぼうぎょ力とHPで大きな差があるので、
最終的にBのチルタリスが生き残ることになります。

スーパーリーグやハイパーリーグのポケモンを厳選する時、

「こうげきが0に近くてぼうぎょとHPが高いほうが良い」

と言われるのはこういう理由があるからです。

個体値は4096通りあり、それぞれの個体値でSCPが変わってきます。

これらの結果からSCPの高い順にランキング化したものを「個体値ランク」といいます。

個体値ランク1位が1番強い?

個体値ランク1位は「SCPが1番高い」というだけで、「1番強い個体」というわけではないことに気をつけてください。

例えば同じポケモン同士が同じわざを使って戦うなどして、スペシャルアタックの発動タイミングが重なった時「こうげき力が高いほうが先に発動できる仕様」があります。

この仕様により、「個体値ランク1位なのにこうげき力が低いせいで負けた」というケースが生まれます。

他にも、こうげき力が高いことにより特定のポケモンに対して個体値ランク1位より有利に戦えるケースもあります。

4096通りある個体値で1番強い個体は「想定する敵によって変わる」ということを覚えておいてほしいです。

総合的に見ればSCPが高いほうが良いので、個体値ランクが高いポケモンのほうがが良いということです。

個体値ランクの調べ方

みんポケの新・個体値ランクチェッカーを使いましょう。

新・個体値ランクチェッカー
https://9db.jp/pokemongo/data/6606

テメーみんポケの回し者かと言われても仕方ないですが、ポケモンGOの対戦ツールにおいてみんポケの右に出るものはいないので、使いましょう。

さいごに

みんポケベタ推しの記事でしたが、最後にみんポケが作成した用語集のページを紹介させてください。

トレーナーバトル(PvP)用語集
https://9db.jp/pokemongo/data/8642

このページを見ればPvP実況者の言ってることが今までより理解できるようになり、対戦内容や立ち回りの意図がより理解できるようになると思います。

対戦が強い人が使っている言葉やツールを理解することで、より成長しやすくなると思います。

わからないことや気になることがあれば気楽にTwitterで質問していただければと思います。

Twitter
https://twitter.com/TICHJP

最後まで読んでいただきありがとうございました。